~ 入局希望者向け ~

よくあるご質問にお答えします。

1. 休暇に関して

後期研修医はその他の医師と同様の処遇となります。
日曜・祝日の他、年6日(入職年は5日)の夏期・厚生休暇を取得可能です。

医師に関しては週一回、有給に準じて研究日を設定しています。
大学の規定に沿って、冠婚葬祭、慶弔で休暇取得は可能です。また循環器内科での研修中はチーム制の診療を行うことで各医局員が最大限休暇が取れるよう配慮しております。

ローテート先診療科での休暇に関しては、ローテート先の所属長とご相談頂きます。

2. 育休・産休、妊娠・出産について

大学の育休・産休の規定に沿って取得可能です。
内科後期研修プログラム全体の傾向として、出産予定月の6週間前から休職するケースが多いものの、体調に応じてそれ以前からの休職も可能です。
専門医機構が定めるJ-OSLERの規定では、妊娠・出産による産前後の休職は最大6ヶ月まで認められ、6ヶ月以内であれば研修期間を延長する必要はありません。
(当院として、妊娠・出産後6ヶ月以内の勤務再開を求めるものではありません)

内科プログラム全体として(ローテート診療科によらず)
・体調に合わせた業務軽減 
・必要時ローテート診療科の見直し
・救命ローテ時期の変更を考慮
・出産後は各診療科と協議し時短勤務も可能

循環器内科医局として(後期研修医または助教以上での入局者に関して)
原則として大学病院勤務ですが、神奈川県内の附属病院勤務となることもあります。
(業務内容の調整のため)

・当直、オンコール勤務免除
・放射線被曝を伴う業務は免除
・外勤先は可能な範囲で継続(業務内容によって他の外勤先との交換も考慮)

育休・産休の規定 大学規定
最長で、子が1歳になる前日まで育休を取得可能です。
条件等により延長可
延長は最長で子が2歳になる前日まで
 ※男性医師も同じ
 ※育休の取得は入職後1年以上の方に限る
 (当法人の初期研修修了時点で入職後2年に相当)
・大学病院:敷地内保育園の紹介
・多摩病院:上記の保育園の紹介
・西部病院:敷地内保育園の紹介

ベビーシッター補助(法人規定の補助)
妊娠・出産による産前後の休職は最大6ヶ月まで認められ、6ヶ月以内であれば研修期間を延長する必要はありません。

その他、産婦人科受診に関しても大学規定に基づき保障
妻の分娩に対する休暇 3日間

子が1歳に達するまでの間で、該当職員が申し出た期間(6ヶ月延長可能)
休業開始予定の1ヶ月前までに申し出る
給与:なし or 減額支給一部あり
賞与:該当期間を除外して支給

3. 業務・後期研修について

循環器内科(サブスペシャルティ研修)に何ヶ月費やすことができますか
後期研修の初年度に6ヶ月以上の循環器サブスペシャルティ研修を原則としています。
その他、初期研修医時点での必要症例の経験数に応じて、研修プログラムを柔軟に調整できます。
(大学病院、東横病院、横浜市西部病院、川崎市立多摩病院のいずれかで研修)

内科専攻医の期間中に法人外の医療機関での勤務が義務づけられています。

当直について
・大学病院
 2名の当直と2名のオンコール体制(PCIオンコール・CAGオンコール)としています。
 PCIオンコールは、CVIT認定医/専門医程度の経験を持つ医師が担当します。当直医は翌日は午前中での帰宅を推奨し実践しています。

・付属病院(西部・東横・多摩)
 医局全体として働き方改革に取り組み、医局全体でそれぞれの病院のサポート体制を構築しています。

院外での当直に関して
週一回の研究日に外勤を行っていますが、勤務先によって当直業務を含む場合があります。ご要望があればご相談ください。
各自の意向に添えるよう配慮いたしますのでご相談ください

4. 処遇について

給与に関して
①後期研修医(任期付き助教または大学院生)に関して
大学の規定に沿った給与となります。

任期付助教 (私学共済)
固定給 208,560円 他 家族手当、住宅手当、通勤手当

大学院生・診療助手(私学共済)
固定給 135,000円 他 通勤手当

上記に加え通常月1回の宿日直・3回の宿直
宿直手当 11,000円 日直手当 12,500円

その他、重症患者の診療並びに時間外呼び出し(カテオンコールなど)は規定の手当があります。

上記とは別に、任期付き助教、大学院生のいずれも週一回の研究日に学外の医療機関での勤務(外勤)が可能です。

②助教以上での採用の場合、大学の規定に沿った給与となります。

③外勤について
後期研修医も週一回の研究日(外勤日)が設定されています。
循環器の後期研修医は、循環器内科医局から外勤先を斡旋いたします。
すでに外勤先がある場合や、これまで勤務していた医療機関での週一回の継続勤務を希望される場合は、曜日などを確認の上、継続いただけるよう配慮いたします。

5. 福利厚生について

論文掲載費用に関しては医局による補助の制度があります。
学会参加費に関しては演題発表などの発表がある場合、職位に応じて、年間2回以上の参加費・交通費の補助制度があります。
海外学会に関しては、科研費への応募を前提として、年間1回の参加費・交通費の補助制度があります。

入局時にスクラブ上下・ロングの白衣を支給いたします
院内に白衣の規定はありませんので、各自で持参いただいたスクラブ、白衣を使用することができます。当院は災害拠点病院のため職員のサンダル、踵のない靴の使用が禁止されています。