第1回同門会賞を受賞して 石橋 祐記

現在、Interventional Cardiologyを専門とし、臨床および研究に従事しております石橋祐記です。歴史を作ってこられた講座の諸先輩方が多く参加された第1回同門会におきまして栄えある同門会賞を受賞できましこと、心より嬉しく思っております。循環器領域の臨床研究で一定以上の業績をあげていることが受賞理由と聞き、非常に嬉しく、今後の更なるモチベーションになりました。今年度は、海外留学しておりましたオランダのエラスムス大学において、私自身医師人生2度目の学位審査に臨んでまいります。この目標を成し遂げることは、私の夢でありましたが、それを達成した瞬間に過去のことになり、そこで大切になるのが成長していくということになります。成長とは、目標を達成したかどうかに関係なく、そこから何かを習得して、それを次のステップに活かすことであり、海外留学を終えた自分はまさに今後医局とともにしていかなければいけないことであると感じております。多様性のある現代社会において、聖マリアンナ医科大学循環器内科の講座がみんなに選ばれて、みんなが成長できるよう、第1回同門会賞を受賞させていただいた者として今後も精進してまいります。この度は、貴重な賞をいただきまして誠にありがとうございました。

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