不整脈 教育プログラム

不整脈研修プログラムでは、確かな一般循環器領域の知識に裏打ちされた、不整脈専門医としてより高度な知識及び技術の習得を目標としています。
カテーテルアブレーション治療、植え込み型デバイス手術の修練はもちろんですが、基礎的な電気生理学知識の習得、
シームレスな臨床研究及び豊富なdiscussionを通して、最終的には、各人の医療水準の向上を図ることが最も重要だと考えています。
本プログラムを経験された先生方には、将来バランスの取れた指導力のある不整脈専門医になって欲しいと願っています。

対象 循環器専門医及び不整脈専門医取得を希望される循環器内科医
期間 1年 定員 3名(通算)
内容

循環器専門医取得向け研修

  • 一般循環器診療で必要な不整脈診断と治療内容の理解

不整脈専門医取得向け研修

  • 不整脈の外来診療及び治療方針の決定
  • 心不全・心筋症・遺伝性不整脈疾患に伴う
    重症不整脈の診断と治療方針の決定
  • 電気生理学検査の施行と診断
  • カテーテルアブレーション技術の習得
  • 植え込み型デバイス技術の習得

臨床基礎研究:
各種不整脈について専門的知識を持って臨床及び基礎研究に従事する。

プログラム終了後、希望者には積極的に海外留学をアレンジする。

実績

2020年 年間症例数:
EPS/カテーテルアブレーション 296件(例年は350-400件/年)
植え込みデバイス 204件 (CRT38件) (例年は200-250件/年)

【不整脈専門医取得要件】
アブレーション20例・デバイス治療10例
本プログラム中に術者として上記件数は確実に達成可能です。

Publication: 原著論文 6 本 (2019-2021)
(Circulation Arrhythmia and Electrophysiology,
JACC Clinical Electrophysiology, Heart Rhythm, Circulation Journal)

責任者 原田智雄
担当者 佐々木憲一 中島育太郎 富樫大輔 中山由衣 笠川彰