虚血 教育プログラム

我々の施設の特色は、大学病院ならではの最先端の診断/治療機器を導入していることです。
心臓カテーテルにおいては、OCT/OFDI、IVUS、血管内視鏡などの診断デバイス、Rotablator、Diamondback、DCAなどの治療デバイスを積極的に使用しています。
高度救命救急センターを有するため、心原性ショック/心肺停止など重症例へのカテーテル治療や機械補助循環(IABP、IMPELLA、ECMO)を豊富に経験出来ます。
さらにPCI・EVTのみならず、静脈疾患(APE、DVT、CTEPH)に対するカテーテルも幅広く行っています。
2025年からはClotTrieverという血栓除去システムも新たに使えるようになりました!
それまでの経験に応じてカテーテル未経験者は2年間で、カテーテル経験者(診断カテを自立して出来る方)は1年間でのCVIT認定医取得可能です。

対象 初期臨床研修修了者
期間 (1~)2年 定員 2名/年
内容
  • 虚血性心疾患の診断、治療法の理解
  • 心臓/末梢カテーテル検査の実践:
    冠動脈造影、左室造影、FFR、心筋生検、右心カテ、下肢動脈造影の実践
  • 補助循環の適応の理解/実践:IABP, IMPELLA, ECMO
  • 心臓/末梢カテーテル治療の実践:
    PCI、EVT、肺塞栓/深部静脈血栓症に対するインターベンション、
    下大静脈フィルター留置/回収
  • 血管内イメージングの理解/実践:IVUS、OCT、血管内視鏡
  • CVIT認定医取得
実績
  • CVIT専門医2名 CVIT認定医5名
  • CVIT研修施設
  • 年間症例数 PCI 395件 EVT 55件 BPA 30件(2019年)
  • 国際共同研究参加:MASTER DAPT試験、ASET-JAPAN研究など
  • 海外留学:Erasmus University, NUI Galwayなど
責任者 田邉康宏
担当者

樋熊拓未 山崎浩史 小徳のぞみ 川越康仁 瀧澤栞